この記事は、Microsoft Power Apps Advent Calendar 2022 カレンダー1 12日目(2022/12/12 担当分)の記事です。
2022/11/19 に 気ままに勉強会 #特別回 で一年よくやったよねということで「一周年だよ」というイベントを行いました。
その際に、気ままに勉強会で登壇していただいた方に感謝状をお送りするという企画をしました。その際に作ったアプリを紹介したいと思います。
感謝状の抽選とは
「感謝状の抽選」ということでチャット欄がざわついたのですが、感謝状にひとりひとり違うイラストをスタンプするということをしたかったので、イラストの抽選をしたかったと意味でした。
感謝状を贈るひとを抽選し、かつ、イラストを抽選して、唯一の感謝状を作成します。
以上。
ということで終わろうかと思いましたが、少しだけ解説しようと思います。
最初のスクリーン
最初のスクリーンには、感謝状のベースとなるイメージを配置してます。
SharePointのリストを読み込んだ内容をCollectionに入れるために「初期化」ボタンを配置しています。(手抜きです)
Collectionが「抽選スタート」ボタンをクリックすると、次のスクリーンに遷移します。
抽選画面
左側のGalleryに登壇してくださった方のお名前、右側のGalleryに感謝状にスタンプのように配置する画像が表示されています。
それぞれのGalleryの選択はTimerコントロールを利用、ドラムロールが終わると次の画面に遷移します。
選択部分については、同じようにシャッフルアプリや抽選アプリなどたくさんの方が作成されている方々のブログやYouTubeで見よう見まねで作りました。
結果画面
抽選画面で選択された登壇者のお名前と画像を表示します。
「戻る」ボタンでCollectionから選択済みの登壇者のお名前と画像を削除して、最初の画面に戻ります。
すでに選択済みのCollectionで抽選を繰り返すことで、おひとりずつ違う感謝状の生成を実現しています。
さいごに
結果画面から「戻る」ボタンをクリックする前に、おひとりずつにお渡しする画像にする部分は手動でキャプチャをしています。
ここで、キャプチャを取らずに「戻る」ボタンをクリックしてしまうと、やり直になってしまうので要注意です。
結果画面の画像をSharePointなどに格納までできればよいなと思っていますが、どのように実現しようか(できるか)はまだ未着手です。
抽選する対象をひとつではなくふたつになることで、なかなか面白いアプリができました。
左側がお名前、右側がトークテーマなどにすることで、司会者が堂々と発表者を指名(先輩には指名するのは気が引けますが、アプリが選んだということで無茶ブリできます)し、かつ、テーマもそのときに決めるというアドリブ力が試されるオンライン飲み会などでのテーマづくりもできるかなと思います。グループ決めとかにも利用できそうです。
モザイクをかけた画像の部分については、コルネさん主催の#JPPGB2 で発表したお絵描き採点アプリを使って、私が書いた絵をSharePointのライブラリに保存しておいたものを利用しています。
なお、JPPGBでの発表資料は以下です。
登壇することになったのでPower Platformでゲーム作成に挑戦してみた | ドクセル (docswell.com)
お絵描き採点アプリも感謝状抽選アプリも似たようなアプリを作成されている方はたくさんいらっしゃいます。要するにパクって作っているアプリなのです。それでも自分なりのアイデアを加えて面白ろアプリを作成できました。
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Power Appsでどのようなことができるか知っていないと、自分の業務のどこに利用できるかは考えられないかなと思います。業務を知っているのはほかの誰でもないみなさんだけなので、ぜひいろいろ試してみてください。
小学生の頃、中学生の頃、学年が進むたびに学んだことをベースに新しいことを学んでいったと思います。授業を聞いただけですぐにできた方もいたかもしれませんが、何度も宿題で問題を解いて理解をしていたった方もたくさんいらっしゃるかと思います。
その結果、大学でもっと高度な研究をされたり、あるいは、現在のお仕事で様々な力を発揮しているのではないでしょうか。
Power Appsも同じような考えで取り組んでみるといいのかなと思った今日この頃でした。
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