Power Automateから自動送信されてくる警告メール

クラウドフローの有効期限

Power Automateで作成するクラウドフローには有効期限があり、制限を超えると勝手にクラウドフローをオフにされてしまいます。フローをオフにする前やオフにしたあとはシステムからメールで通知がきます。

先日、「このメール見たことある？」と聞かれたメールが初めて見るものだったので、「アレそんな制限ったっけ？」と思い、Docs確認したら、しっかりと増えていました。

自動化フロー、スケジュールされたフロー、インスタントフローの制限事項 – 有効期限の制限 | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-automate/limits-and-config#expiration-limits
Microsoft Docs

一番下にある「続けてスロットリングされたフロー」という制限が増えてました。
せっかくなのでそれぞれの制限でどのようなメールが通知されるか調べました。

上記ページのキャプチャです

通知されるメール

エラーがあるフロー

14日間、継続的にエラーを続けているフローは、オフになります。
そのため、以下のような警告メールが届きます。
所有しているフローのエラーをまとめて１通で送信してくれます。

件名	X of your flows have failed
宛先	所有者
差出人	Microsoft Flow <maccount@microsoft.com>

ということを書こうとしたら、日本語メールが届きました。
案の定というか、日本語が変ですけどね。
そして、なんと、差出人も変わっています。
ほかのメールの差出人とかも変わってくるのでしょうか？（未確認）

件名	お客様のフローのうち X 回が失敗しました
宛先	所有者
差出人	Microsoft Power Automate <PowerAutomateNoReply@microsoft.com>

トリガーされない (休止) フロー

Microsoft 365 プランで利用している場合、90日実行されないフローもオフになります。
有償ライセンスの場合は有効期限はありませんので、このメールは見ることがないですね。

件名	警告！フローが実行されていません
宛先	所有者
差出人	Microsoft Flow <maccount@microsoft.com>

続けてスロットリングされたフロー

これが追加された有効期限の制限です。14日間、継続してスロットリングされているフローはオフになります。
このフローはスロットリングかかっているから、気を付けてねという警告のメールです。

クラウドフローのAPIの要求数や各コネクタごとに要求数の制限があり、この制限を著しく超えるとスロットリングがかかって、処理が遅延します。フローがめっちゃ遅くなっているような状況です。