この記事は、Microsoft Power Automate Advent Calendar 2022 カレンダー1 25日目(2022/12/25 担当分)の記事です。
アドベントカレンダーもいよいよ最終日となりましたクリスマス、みなさんどのようにお過ごしでしょうか。(私は…
12/1から本日までいただきましたみなさんからプレゼントしかと受け止めました。
最終日となる今日は、私が主催しているコミュニティである 気ままに勉強会 と、Power Automateと、どのようにかかわってきたかを2022年の振り返りとして残しておきたいと思います。(ただの日記です)
「気ままに勉強会」一周年
2021/11/20 の #01 からPower Automateのクラウドフローをメインで取り上げる「気ままに勉強会」をノリと勢いで開始し、2022/11/19 に #特別回 ということで一周年を振り返る会を行いました。特別回は通常の勉強会ではなく、運営メンバーでワイワイしながら「気ままに勉強会」を振り返るという企画にも関わらずたくさんの方にご参加いただきましたことを、あらためまして感謝申し上げます。
「気ままに勉強会」で扱ったテーマ一覧
2021年分も含んでいますが、取り上げたテーマは、以下の通りです。
上記は、特別回までの一覧となり、12月には、#38 データ操作について、#39 Power Automate なんでもLT会~第8回~、#40 AI Builderについて を行いました。
なんと合計で37回の開催を実施することができました。
登録者数・開催数
各回の登録者数は、以下です。
Miyakeさんにお話いただいた #06 JSONコワクナイヨー 回から急激に参加者数が増えました。
JSON という文字だけで苦手意識が多い方に興味を持っていただけたことがうかがえます。
あとに続く、#21 Adaptive Cardsについて-基本編、#22 Adaptive Cardsについて-応用編 をはじめ、Power Automateを学んでいくと、いろんなところで出てくるJSONが「わかる!」というコメントをいただくこともあり、とても印象深い回となります。
(Miyakeさんの登壇がなければ、これほどまでにご参加いただける回にはならなかったでしょう)
その後、徐々に登録してくださる方が増え続け、なぜこんなに集まるんだろうと不思議に思いましたが、#23 Power Appsとの連携とデータ接続の重要性 では、Microsoft MVP のHiroさんとAkiraさん のお話ということで100人を優に超える方にご登録いただきました。あまり大勢の方に参加していただいたこともあり、司会をする私が一番緊張したという謎の回でした。
その後も毎回100名近い方にご登録・ご参加いただきまして、ありがとうございました。
月ごとの開催数は以下です。
当初月1~2回開催できれば御の字と思っていた気ままに勉強会ですが、「Power Automate なんでもLT会」と題して募集したLT登壇の希望を毎月いただき、私がお話する回、Miyakeさんがお話する回、LT回と月3回ペースで開催する運びとなりました。
6月、7月は、毎週開催するというハイペースとなったこと、ほぼ毎週のように行うイベントの準備を、すべてひとりでこなすことに限界を感じた私は、以前より交流があり、ともに切磋琢磨してきた(と思っている)Miyake さん、石川 陽一 さん、よう さん、ふらり さん(みなさん、私よりPower Platform歴は長いので実は先輩💦)に運営メンバーとして参加していただけないかを打診。快くお引き受けいただき8月より新体制で再スタートを切りました。(運営メンバーとして参画して、いただきありがとうございます。)
登壇者のみなさん
「気ままに勉強会」に登壇してくださった方は以下の15名の方々です。
上記のうち、コミュニティイベントでの初登壇となった方々は以下の6名のみなさんとなります。
回数を重ねることができたのはひとえにたくさんの方に登壇いただいたことだと言えます。
アウトプットの場としての提供も兼ねていた「気ままに勉強会」にとっては、初めて登壇されたという方々の背中を押すことができたのかなとおこがましくも誇りに思っております。
小林 竜也 さん、ふくよりさん、ななもじ さん、わたるふ さん、Akira さん、出戻りガツオ🐟さん、ふー さん、yukio さん、須藤 明洋 さん、Hiro さん、チキンドリア さん、Power Apps 大好きおじさん さん、HANAchan さん、たまい さん、百合宮 桜 さん あらためましてご登壇いただきましてありがとうございました。
試行錯誤
気ままに勉強会は、試行錯誤が続きました。これからも続くでしょう。
アップデート情報をお送りするようになったこともひとつの変化です。私は、毎週(なるべく)Power BI Weekly News に参加させていただいていますが、アップデート情報を確認することで、そのサービスがどこへ向かおうとしているのかを把握できることを知りました。私たちがどう変化すべきかということでもあります。とても大事なことだなと思います。
技術的には、これまでできなかったこと、あるいはできてもとても難しい方法が必要だったことが容易に実現できるようになることがいち早くわかります。これらはPower Automateを利用するユーザーにとってとても喜ばしいものです。それらの情報をお届けすることで少しでもみなさんの業務によりよい効果があればと願います。
動画の限定公開も変化のひとつです。
私は、コミュニティイベントは、一期一会であると思っています。予定があり参加できないものは、いまの自分にはまだ必要ない、あるいは縁がなかったものと思うようにしています。
もちろん後日録画を公開してくださっているありがたいコミュニティもございます。
気ままに勉強会では、当初、録画自体はしておりましたが、公開しておりませんでした。録画は、あくまで私の記録および振り返りのためです。
悩んだ末に、現在、限定公開とさせていただいているのは、多数のご要望があったことから改善点として対応させていただきました。
ただし、気ままに勉強会に参加された限定で、かつ、希望者の方にのみ限定公開しています。
あとで録画が見れると思うと、後で見たらいいと思ったり、集中して参加しなかったり、後日見たらよいと思うと、ついつい後回しにするものです。私も予定がつかずリアルタイム参加できずに、あとであとでとまだ拝見できていない動画がたくさんあります。
せっかく参加していただいているのですから、貴重な時間としていただきたいと思っています。
これ以外にも小さな改善は行っていますが、まだまだ至らない点もあるかと思います。改善を繰り返していきたいと思いますので、参加されるみなさんのフィードバックをお待ちしております。
アドベントカレンダー
Microsoft Power Automateのカレンダー | Advent Calendar 2022 – Qiita を作成させていただきました。11/1 にカレンダーを作成しました、あっという間に25日すべて埋まったため、すぐにカレンダー2を作成する運びとなりました。
Qiitaのアドベントカレンダーの仕様上、カレンダーの登録が10名以上になると次のカレンダー作成は誰でもできるとのことで、知らぬうちにカレンダー3が作成され、12月中盤になるとカレンダー4が作成されるという驚きの展開になりました。
Power Automateに関して、アウトプットされる方がたくさんいらっしゃるということは嬉しいばかりです。
「気ままに勉強会」への参加者数、また、登壇してくださる方の多さから、また、このアドベントカレンダーへの参加者の方の数からも、2022年はPower Automateへの関心が高まってきているということを実感する一年にもなりました。
2022年 登壇実績
気ままに勉強会:12回(特別回除く)、他コミュニティ登壇:5回をさせていただくことができました。他のコミュニティについては、参加者数が大きなところも多く、緊張することが多かったですが、大変貴重な経験をさせていただきました。来年も開催されるのであれば、ぜひ参加させていただきたいと思います。
2022/5/5~5/6: Microsoft 365 Virtual Marathon 2022 Japanese Track にて「Power Platform 管理者が考えておきたいこと | ドクセル (docswell.com)」
※ 当時の感想文はこちら。
「Microsoft 365 Virtual Marathon 2022」登壇感想文 | たなの覚え書き (tana-techlog.net)
2022/7/5:【自動化やIT活用ネタ】ライトニングトーク大会 vol.2~初参加者大歓迎~ – connpass にて「Power Automateで毎週届くメールをTeamsに通知してみた | ドクセル (docswell.com)」
2022/8/20:JPPGB #2 にて「登壇することになったのでPower Platformでゲーム作成に挑戦してみた | ドクセル (docswell.com)」
2022/10/18~10/20:「Japan Power Platform Conference 2022」にて「Power Platform の管理に役立つCoE スターター キットを触ってみた | ドクセル (docswell.com)」
2022/11/29:【自動化やIT活用ネタ】ライトニングトーク大会 vol.6~初参加者大歓迎~ – connpass にて「初学者から脱出する方法!? | ドクセル (docswell.com)」
Power Automateについて
2022年は、Power Automate for desktop で作成するデスクトップフローの機能強化が目覚ましいかったかなと思います。
気ままに勉強会では、クラウドフローをメインとしていますが、おわりの会で行っているアップデート情報では、デスクトップフローのアップデートをご紹介することが多かった印象があります。
昨今、RPAというキーワードは、注目されています。デスクトップフローが活用され業務効率化などに取り組んでいく動きは、素晴らしいことです。しかし、Power Automate for desktop が追加費用ライセンスなしということで気軽に使えるようになったということも大きいかと思います。
しかし、これは少し注意が必要です。
デスクトップフローだけではなく、デスクトップフローとクラウドフローを連携することで広がる世界はたくさんあります。まだ、クラウドフローを利用したことがないという方は、2023年にチャレンジしていただけると嬉しく思います。
(追記)
クラウドフローをのアップデートについては、Miyakeさんがまとめてくださっているので、ぜひ!
Power Automate 2022 Update まとめ – Qiita
組織での業務利用については、以下に懸念点を記載しましたのでご参考まで。
デスクトップフローの容量について考えてみた | たなの覚え書き (tana-techlog.net)
クラウドフローはAPI連携ということでさまざまなサービスとの連携が可能です。その分、連携するサービス自体の理解も必要になってくるため、実はいろいろなことを学習する必要があります。
SharePoint Online、TeamsといったMicrosoft 365 サービスはもちろん、Power Platformの仲間たち、Power Apps、Power BI、Power Virtual Agents、Power Pages との連携でさらなら可能性が広がります。
私自身、気ままに勉強会、その他コミュニティイベントに参加することで、さまざまな可能性があることを知り、知見も広がりました。まだまだ学びたいことはたくさんあります。
気ままに勉強会に参加されているみなさんはとても熱心な方が多いため、有益な情報を得ていただけるのではという思いから、おわりの会では、直近に開催される、その他のコミュニティのイベントのご紹介をしていたりします。
気ままに勉強会 で実施しているアンケート結果から、運営メンバーでテーマを選定、準備をしています。どんな発信が有益な情報となるのか、Power Automateに関するさまざまなキーワードから考える一年でした。
毎回、その回のテーマの技術をどう活用すればいいか、事例を教えて欲しい。こういった回答をいただきます。
得た知識を業務にどう生かすかは、みなさん次第です。なぜなら、業務を一番よく知っているのはみなさん自身だからです。残念ながら私にはみなさんの業務を改善するためのご提案はできないのです。
この知識を業務にこう生かしたというお話はぜひお聞かせいただけると嬉しいです。
アイデアがひらめくか否か。自分で作成して試行錯誤していると、ある日突然ひらめくかもしれません。
さいごに
2022年は、気ままに勉強会と一緒に「走」りきった一年だったかなと思います。(わりと息切れしています(笑))
おかげさまで、2022/12/2 に、Microsoft MVP(Business Applicatons)Award 受賞のご連絡をいただきました。
(実は、受賞キットが届きました際にTwitterでご報告させていただいたときが、2022年で最も緊張した瞬間でございます💦)
この受賞は、気ままに勉強会 にご参加いただいているみなさん、一緒に運営してくださるメンバー、遠くから暖かく活動を見守っていただいたみなさんの支えがあってのものだと思っています。
今後は、コミュニティリーダーとして、Power Automateをはじめとし、Power Platform の魅力をお伝えしていきたいです。
「気ままに勉強会」では、2023年もいままで同様にみなさんと一緒に学んでいきたいと考えています。
2023年は新たな挑戦もたくさん考えておりますので、ぜひお時間があるときにご参加いただければと思います。
それでは、よいお年を。2023年もPower Automate (Power Platform)Life をエンジョイしましょう!
追伸:2022年 私が残した功績?功罪?は、Twitterをフォローしていただいているみなさんの無意識化に🐼を植え付けたことかと思います。(🐼を見ると写真を撮ってツイートしたくなるように・・・)
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